料金が安く見えても、生活圏でつながらなければ乗り換えの満足度は下がります。楽天モバイルを検討するときは、住所だけでなく、通勤経路、職場、学校、よく行く店、地下や建物内まで確認します。

2026年10月以降のローミングは全国一斉終了ではない

楽天モバイルの2026年8月12日の公式発表では、自社でのカバーに時間を要するエリアは10月以降もローミングを継続し、十分にカバーできているエリアは縮小する方針が示されています。「10月1日に全国でパートナー回線が使えなくなる」という発表ではありません。

公式発表で区別されていること利用者が確認すること
自社でのカバーに時間を要するエリアローミングを10月以降も継続する方針。ただし個別の住所での接続を保証するものではない
自社で十分カバーできているエリアローミングを縮小する方針。生活圏のエリアマップと実際の接続状態を確認
地域ごとの具体的な切替日この発表だけでは判定できない。全国共通の終了日や対象地域を推測しない

この発表時点ではKDDIとの協議が続いているとされています。契約や端末を急いで変更する前に、最新の公式告知と利用場所の状況を照合してください。出典:楽天モバイル「ローミングに関して」(2026年10月4日照合)。

エリア確認は「いつもいる場所」から

公式のサービスエリアマップで、次の場所を順番に検索します。

  1. 自宅の部屋と窓から離れた場所
  2. 職場・学校・コワーキングスペース
  3. 通勤・通学で乗り換える駅や地下道
  4. 実家、病院、よく行く商業施設
  5. キャンプ場や旅行先など、圏外になると困る場所

地図上でエリア内でも、建物の構造、階数、混雑などで体感が変わることがあります。重要な場所は、家族や知人の利用状況、短期のサブ回線などで実際に確認できると安心です。

今の端末を使う3条件

今のスマホは3条件を確認
対応機種・SIMロック・必要な機能を、正確な型番で公式情報と照合します。AI生成のイメージ。実在の商品・施設・画面を示す写真ではありません。

対応機種である

機種名と型番を楽天モバイルの対応製品一覧で照合します。同じシリーズでも発売時期や販売会社で仕様が異なるため、型番まで確認します。

SIMロックが解除されている

古い端末では、購入した携帯会社以外のSIMを使うためにSIMロック解除が必要な場合があります。解除方法と費用は現在の携帯会社で確認します。

必要な機能が使える

通話、SMS、モバイルデータ、テザリング、緊急速報、キャリア決済など、毎日使う機能を洗い出します。対応製品一覧に記載されていない機能は、公式サポートや端末メーカーの案内を確認します。

端末の回線対応と、Rakuten Linkのアプリ対応は別です。 公式告知ではLink 4.0.0以降、Android 9以下・iOS 15以下は利用対象外です。OSを更新できるかを確認し、更新できない端末では無料通話を前提に料金を比べないでください。対応OSでも、楽天回線対応製品以外では利用できない場合があります。アプリ統合・対応OSの公式告知(2026年10月4日照合)。

機種名・型番をどこで調べるか

2026年10月4日に公式の対応状況確認ページとアプリ対応OSの個別告知を再確認しました。自サイトで全機種の動作を試験しているわけではありません。次の表で製品情報をそろえ、公式ページで購入元と機種を選択します。

端末の例端末側で調べる項目公式で照合すること
iPhone設定の一般→情報で機種名・モデル番号・iOS・SIMロック同じ世代でも販売地域、OS条件、eSIMや各機能の対応
Google Pixel設定のデバイス情報でモデルとAndroidバージョン購入元、世代、SIM形式、ソフトウェア条件
AQUOS・Galaxyなど設定の端末情報や購入時の書類で正確な型番販売会社ごとの型番、音声・SMS・データ・テザリング

Androidの設定名は機種により異なります。機種名だけで見つからなければ箱や購入履歴を確認します。ここに機種名が挙がっていることは、全モデルの対応保証を意味しません。中古端末では販売元とSIMロック状態も確認し、分からないまま申し込まないでください。

テザリングとサブ回線の考え方

在宅ワークや旅行でテザリングを使うなら、1日の会議時間、動画の画質、PCの更新ファイルを含めたデータ量を考えます。スマホのバッテリー消費や発熱もあるため、長時間の固定回線代わりにする場合は通信状態を試します。

サブ回線として使う場合は、メイン回線をすぐ解約せず、通勤・旅行・災害時など目的を決めて併用します。2回線分の料金と、端末がデュアルSIMに対応しているかを確認します。

電波が不安な人の確認表

確認見ること
生活圏自宅・職場・駅・病院のマップ
端末機種名、型番、OS、SIMロック、Linkの対応OS
使い方通話、動画、テザリング、決済
予備Wi-Fi、別回線、モバイルバッテリー
解約今の回線の契約期間と端末残債

よくある疑問

エリアマップがつながる表示なら大丈夫?

エリアマップは目安です。建物内や地下では差が出るため、重要な場所で実際の利用者の声や試用方法を確認します。

端末を買い替えれば電波は改善する?

端末の対応周波数やアンテナ性能で変わる場合はありますが、場所の混雑や建物の影響もあります。買い替え前に、対応製品か、現在の端末でどの場所が困るかを分けて記録します。

次に読む記事

仕事の会議や固定回線の障害時に使うなら在宅ワーク・予備回線の選び方、海外へ持っていくなら海外利用の準備へ進めます。端末が確認できたらSIMとeSIMの乗り換え手順で開通までの順番を確認できます。

まとめ

楽天モバイルは、料金比較の前に生活圏、端末、使い方を確認すると判断しやすくなります。重要な場所で困らないかを確かめ、必要ならサブ回線やWi-Fiとの組み合わせも検討しましょう。